天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

THE FORCE (アルベルト・リベラのシリーズより)(6)

イスラエルの子らは預言者を憎んだ。何故なら彼らは悔い改めることを説いたからだった。彼らはあからさまな反逆で預言者の多くを殺した。

マラキ書が書かれた後、神は400年間沈黙を保たれた。

ユダヤ人の司祭はモーセの法に従い犠牲を捧げた。しかし彼らの心はそこにはなかった。それは宗教的ショービジネスとなっていった。オカルトによる腐敗で、イスラエルの宗教リーダーは神から人々を離れさせるよう勧め始めていた。彼らはとても強力になっていった。人々は彼らの宗教システムの奴隷となっていった。ちょうどセミラミスの時代のように。

サタンはアポクリファ(聖書外典)の執筆に霊感を与えた。それは一連の「聖なる書物」の偽物で、聖書を破壊するために彼が創作したものだった・・・それらは1546年のローマ・カトリックトレントの会議の間、神による霊感を受けたものとして承認された。

マカベ書は聖書外典の一つである。煉獄の考えが生じたのはこの書物からである。

1611年ジェームズ国王によりキングジェームズ版の聖書を翻訳するために選ばれた人々の集団の間には、イギリス国教会のメンバーを装ったスパイである、イエズス会士の強力な集中があった。神は彼の至上の憐れみをもって、主の書かれた言葉を保たれ、彼らが計画した通りにそれを変更することはできなかった。

しかし彼らの影響を通して、神に相応しくない外典が、無理やり元のキングジェームズバージョンの聖書にねじ込まれた。この陰謀は真のクリスチャン達によって発見された。彼らは外典を拒否し、この偽りをプロテスタントの聖書から取り除いた。今日1611年バージョンの(イエズス会のお陰で)不敬な外典が付いた、再版された聖書がある。

サタンはこの間、やがて下記のようになる宗教的な観点に対し、霊感を与えるのに忙しくしていた。

 LITURGY(典礼)― きらびやかな宗教儀式。人々が彼らの指導者達は聖なる存在だと信じ込ませるよう意図されている。
 CANON LAW(カノン法)― 宗教ルールをまとめたもの ― 人々に対する命令。(マタイ15:9、マルコ7:7を参照)
 DOGMA(教理)― 真理。(ショーを運営している者達に言わせると)

バチカン典礼やカノン法やドグマに対して、恐ろしく真剣だった。カトリックは今日一時的に、エキュメニカル運動とカリスマ運動に好意を得させるため、彼ら独自の意見を表明するのに許可を与えている。しかしその大部分やそれに関わる基本的な教えに、反対したり変えようとしたりする者は誰でも永遠に罰せられるのだ。

400年の沈黙を経て神は動かれた!

彼は天を後にしてこの天体に肉体をまとってお産まれになった。サタンの致命的な敵が降り立ったのだ。彼の名はイエスである!

聖書は私たちに聖霊が処女マリアに臨んだと告げている。至高の力が彼女を覆い、彼女は孕み肉体を持った宇宙の創造主を胎に宿した。

聖書は彼女の夫ヨセフは「彼女をまだ知らなかった」つまり彼女が赤ん坊を産むまで、彼女と性的な関係を持たなかったと言っている。

その後ヨセフとマリアは他の子を授かった。彼らはイエスの半ば兄弟であり半ば姉妹であった。彼の兄弟のうち2人は聖書のうち2冊を書いている。ヤコブの手紙とユダの手紙である。

エスはサタンがマリアを神に仕立て上げようとしていたことを知っておられた。福音書の中で、彼は決してマリアのことを「母」と呼ばなかった。彼は彼女を守るため、ただ彼女を「婦人」という称号で呼んだ。

可哀想なマリア。彼女は後に続く何世紀もの間、彼女の名によって何百万人もの人々が殺されたり、サタンが彼女とセミラミスを結びつけマリアのことを「天の女王」と呼ぶようになることを夢にも思わなかったであろう。

(つづく)

原文はこちら↓
http://www.fmh-child.org/Force.html