この春からまた中国語の勉強を始めることにしました。
今回の旅でガイドブックに載っていた簡単な中国語をあわてて覚えて、
街の人と2言3言話しただけでしたが、帰国してからやっぱりもう少し
聞いたり話したりしたい!と思う気持ちが出てきました。
旅に出るとこうした心境の変化があるからいいですね。
実は大学で第二外国語に中国語を選択していたので、
中国語(北京語)の知識がうっすらとあったんです。
でもその時は全然真剣に取り組めませんでした。
私の勤めている会社が、将来上海や台北で取引し始めるかもしれない
ということもあり、まあそれもちょっとした動機といっちゃあ動機かなあ?
変な話し、もしかしたら日本は将来中国に吸収されてしまうかもしれないし。
この際ずっと前から気になっていたフランス語も合わせてやることにしました。
うちの職場には何故かフランス人がいるのです。
彼に挨拶の仕方や簡単な単語などをたまに教えてもらったりして、
にわかフランス人気分を味わっていましたが、じわじわともうちょっと会話らしい
会話をしてみたいと思い始めていたんです。
フランスでは「おたく」文化が盛んなようで、この前テレビでジャパンエクスポ
みたいなのを取材しているのを見たら、4日間でなんと17万人も動員したということ
でした。熱狂的な日本文化のファンが2000年に始めたらしいです。
フランスでは既に19世紀にジャポニズムのブームが来ていて、
ブームは繰り返されるんだなと思いました。
フランスは文化的なものに対する感度が高い国ですね。
うちで働いているフランス人(Rさん)もまさにおたくっぽくて、
きっとそれが高じて日本に来たんだろうけど、Rさんのお陰でお高くとまった
フランス人のイメージがガラガラと崩れてしまいました。
思い返してみると、フランス語も中国語も興味を持つようになったきっかけは音楽で、
歌われる言葉がきれいだなあと感じたのが初めでした。
まあ熱といってもゆるい熱なので、マイペースでのんびり学んでいこうと思います。