天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

危険な教え 輪廻転生

何で今年最後の日にこんなこと書いているんだろう(笑)
「ユニバースB」に関連して、輪廻転生について。

輪廻転生はやっぱり嘘の教えだと思います。

自分なりに調べてみるとかなりの部分で悪霊の関与があり、
人にそう思わせているということが分かりました。

例えばダライラマの生まれ変わりは、彼の死後40日(でしたっけ?)たったら
近くの村の子供達を調査して、生前のダライの記憶を持っている者を選ぶという
ことですが、もしその子に悪霊が関与していたらそんなこと言わせるのは
朝飯前だと思うからです。
チベットは(悪?)霊的な現象がよく起こる地域らしいです。

テレビで芸能人が占い師に、あなたはフランス貴族の生まれ変わりですとか、
マリーアントワネットの生まれ変わりですとか言われているのを
何度も聞きました。あなたは高い身分の者の生まれ変わりですよと
人間を喜ばせておいて、言われた方は気分がいいものだから、余計輪廻転生を
信じると思います。そうしておちょくっているのだと思います。

占いもこれと同じで、その人の周辺の出来事を悪霊があらかじめ知っており
それを告げて人間をたぶらかして楽しんでいるのだと思います。

これは自分のよくない傾向なのかもしれませんが、私は子供の時から天国よりも
むしろ地獄はどういう所なのだろうという関心がありました。
それで今もこうして調べているわけですが、ある時大学でスエーデンボルグの
「天国と地獄」という本を見つけて読んだことがありました。

スエーデンボルグはキリスト教心霊主義スピリチュアリズム)を
持ち込んだ元祖と言われているようです。

その本には、(自称クリスチャンの)スエーデンボルグが霊界を縦横無尽に
飛び回っている様子が記されており、当時の自分にとってはかなり
衝撃的でした。それは本当にその場所を見たのでなければ書けないような
内容だったからです。また聖書に書かれていないことが沢山書かれており、
すごいすごいと興奮して読み終えたのでした。
内容はほとんど忘れてしまいましたが、特に天国の記述が魅惑的に感じたことを憶えています。


その後数年たって、スエーデンボルグが高位のフリーメーソンイルミナティ
だったことを知りました。スエーデンボルグが霊界で見たり聞いたりしたことは、
聖書が語る本当の天国と地獄ではなく、サタンが作り出した別世界のことであったのかと
驚愕しました。

話は少しそれますが、賀川豊彦の本にスエーデンボルグを尊敬しているというような
ことが書いてあるのを見たことがあります。どうして彼のような霊性の高いと思える人が
そのまやかしを見抜けなかったんだろうと不思議に思いました。

私の周りにも尊敬するクリスチャンが多くいますが、必ずしもそのような人達が
霊や嘘を見抜く力を十分に持っているとは限らないようです。
私の好きなイリオンも輪廻転生はあるという考えを持っていました。

やはり人間は万能でないので、正しい情報や経験によらなければ嘘を見抜けないことも
あるのだと気づきました。

輪廻転生は、正しい天国と地獄の情報から人間を引き離し、
死後に神様の裁きがあるということから目くらましさせてしまう危険な教え
だと思います。昔聖書には輪廻転生を指示する文章が書いてあり、それが
現代は都合が悪くなったので削ってしまったんだと言われることが
あるようですが、クリスチャンは輪廻転生に対して
斥ける態度を取った方がいいのだと思います。