日本ではあまりにもゼレンスキーを英雄視するような情報が多いので、引き続きQUORAのサイトにおける、彼の本当の姿をあぶり出してくれる質問と、ウクライナに住む人々の声をピックアップしてみました。
ウクライナはゼレンスキーが大統領になってからも、何ら変わることなく政府の汚職体制が続き、国内事情は酷い有り様のようです。回答は一年以上も前のものがほとんどですが、ウクライナの人々の声からは、今の状況へと向かう不穏な空気が漂っています。
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質問１：「ヴォロディミール・ゼレンスキーは親ロシア派か?」
スタニスラフ・コルバシン（ウクライナのハリコフ在住）の回答：
現代のウクライナには親ロシア派政治家などというものは存在しない。2014年以前でさえ、彼らは少数で、地元で、疎外されていました。
（中略）ゼレンスキーの問題は、彼がどこに立っているのかを理解するのが本当に難しいということだ。選挙の前に、この男はどんな重要な質問でも立場を取ることを好まなかった。次の正当な理由のために。彼の有権者はほとんど多様な抗議的な有権者であった、どんな明確な答えも、彼らのうちの何人かを追い払ったかもしれない。
しかし、たとえ彼が包括的なことを言ったとしても、なぜ私たちは彼の言う言葉を信じなければならないのでしょうか?ウクライナの政治家が、選挙前に約束したとおりに行動するという強い評判を得ているわけではない。2014年のポロシェンコの約束を見てみると、すべてが恐ろしいものではなかった。
私にとって、唯一の信頼できる基準点は、ゼレンスキーのスポンサーとされるイーゴリ・コロモイスキー（彼の「マスター」と言う人もいる）の立場だろう。彼は2014年のクーデターを支持し、豊かで重要なドネプロペトロフスク地域の知事に任命され、いくつかの過激な反ロシアと反分離主義のレトリックで知られています。さらに、彼はいくつかの準軍事大隊（本質的には私兵）を給与で擁していたと付け加えた。
いやいや、私はゼレンスキーが親ロシア派になることを非常に疑っている。
リック・ケリーの回答：
彼はほとんどが親ロシア派だ。私は彼やチームの言葉ではなく、彼らの愚痴や彼らが何をしているのか、誰がそれらのすべてを網羅しているのかによって評価しています。
ゼレンスキー政府が支配する多数派によってなされたほとんどすべての新しい法律と決定は、ウクライナの利益と国民に反している。
ゼレンスキーと彼のチームは、クチマ元大統領を含むウクライナとロシアの少数のオリガルヒに支配されている。これらの人々は間違いなく親ロシア派だ。
彼と彼の周囲とチームは、ウクライナに対するロシアのいまだに続く戦争と、クリミアとドンバスの占領の間、受け入れられないものを、ロシアに忠実だ。
高い地位に就いているすべての新しい人々の大多数は、彼らの人生を通して親ロシア派です。彼らはウクライナ語を話さない。
それはその場を理解するのに十分な議論です。
アレックス・リャシェンコ（ウクライナ在住）の回答：
「親ロシア派」という言葉があなたにとって何を意味するのか、私にはわからない。私にとって、それは反ウクライナと親ロシア活動を意味する。言葉ではなく、行いです。
ウクライナの外交政策における成功は、今や非常に稀である。数日前、私たちは1つを手に入れました。ハーグの国際司法裁判所は、ロシアのあらゆる情報操作とフェイクの妨害にもかかわらず、ウクライナに対するロシアの侵略事件の検討を止めなかった。これはウクライナにとって朗報だ。ゼレンスキー大統領はこのニュースにどのように反応しただろうか?
知りたいですか?彼の公式の反応はゼロだった。彼はこれについて全く言及しませんでした。彼と彼の民がこの勝利のために何もしなかったことを私は理解しています。これは完全に前の大統領チームのメリットです。
ゼレンスキーと彼のチームは、ウクライナのこの成功にさえ動揺していると思います。さもなければ、少なくとも良識のために、彼はどういうわけかこの結果についてコメントするでしょう。あるいは、それが彼の功績だと言おうとしたのだろう。しかし、彼はこれについて何もしませんでした。なぜでしょうか。おそらく、プーチンを怒らせないため?
あなたは今ゼレンスキーチームの大きな関心事が何であるかを知りたいですか? ロシアの侵略からウクライナを守ることに多大な貢献をした将校を訴追することだ。
彼らはいくつかの違反と権限の行き過ぎを思いつき、その将校を裁判にかけました。これらの事件を調査する捜査官は、以前にも分離主義者の立場を公に表明していた! 言い換えれば、ロシアを侵略者とは見なさない人々が、ロシアの侵略からウクライナを守る軍を裁いているのだ。これはすべて、ウクライナ軍が、ロシア過激派に対する武装闘争で守った立場に自発的に屈服する背景に対して起こる。ウクライナ軍は、ウクライナの領土を侵略者に譲渡する。
私にとってゼレンスキーは、彼のあらゆる行動と同様、親ロシア派だ。長い間、私は彼が彼自身の愚かさによって親ロシアだったのか、それとも意識的にそれをやっているのか理解できませんでした。今なら私は答えを知っているように思えます。
質問２：「なぜヴォロディミール・ゼレンスキーは多くのウクライナ人に嫌われているのか?」
ユリヤ・コウ（ウクライナ,キエフ在住）の回答（２年前）：
ゼレンスキーが選挙公約を果たさないからだ。一般のウクライナ人の生活はますます難しくなっている - 税金が引き上げられ、起業家は小規模事業であっても報告とチェックに関する追加要件を義務付けられ、公益事業関税が引き上げられ、ロシアへの降伏が期待されている(ドンバスのいわゆる「和平協定」)。
一つの例 - ゼレンスキー政権と議会の政党は、ウクライナの農地を外国企業に売却するよう、激しくロビー活動を行っている。これはウクライナに残された最後の貴重な資源です。もし農地が売られれば、ウクライナ人は自国の所有者にはならなくなるだろう。ウクライナの農民は、そのような法律に抗議している。しかし、彼らの見解は考慮されておらず、土地の売却は来年始まる可能性が高い。
また、ゼレンスキー内閣は、小さな起業家の再税金にはダウンしているが、寡頭支配者の脱税、キプロスのオフショア口座などには何もしていない。繰り返しますが、これは彼らが普通の人々に圧力をかけており、オリガルヒには責任を負わせていないように見える。
これはオリガルヒの利益を守る悪い政権であり、彼らは任期を全うせず、大衆の抗議によって排除される可能性が高いだろう。
ヴァレリー・コズロフ（ウクライナ, リヴィウ在住）（２年前）の回答：
ゼレンスキーが多くのウクライナ人に嫌われているのは、彼らの73%が映画の登場人物と本物の政治家は同じものだと信じていたからだと思います。基本的に、彼らはおとぎ話と現実を区別することができませんでした。彼らは政治がどのように機能するのか、例えば、誰が状況の本当の主人(オリガルヒ)で、誰がただの傀儡に雇われているのかなど、まったく理解していない。
とても悲しいことですが、私たちはそれを認めなければなりません。
もちろん、反対側では、選挙運動中、ゼレンスキーは多くの肯定的なことを約束したが、彼は彼の約束の10%さえも実現できない。これは、彼が星熱を持っているあまり賢い人ではないからだと思います。彼はそれが何を意味するのか、本当の大統領になることを全く知らなかったと思います。彼らは議会で過半数を占めており、約束を果たしていない。
今日、多くの国が政治のポピュリズムに苦しんでいることを私たちは知っていますが、ウクライナではそれは極端に行きました。
そしてもちろん、私は彼に投票しませんでした。
アレックス・リャシェンコ（ウクライナ在住）（２年前）の回答：
私はゼレンスキーについていくつかの答えを書きました、そしてそれらのすべては彼に対して非常に批判的でした。何度かウクライナ人が私のコメントに来て、それほど批判的ではないように頼んだり、ゼレンスキーにもう少し時間を与えるように頼んだりしました。
私はその男に対する自分の態度を分析することにしました。私には本当に偏見があるでしょうか？これがその分析の結果です。
まず第一に、私は一般の人々、特に政治家を、彼らの演説ではなく彼らの行為によって評価しようとします。
では、ゼレンスキーは大統領時代に何をしたのでしょうか。
彼は、これに必要な資質を持たず、専門的でも道徳的でもない重要なポストに多くの人々を任命しました。
彼は前のチームによって閉鎖された税務警察を復活させた。この警察は常にビジネスからの腐敗と金銭の恐喝の源でした。
彼は中小企業のために税金と手数料を引き上げました。選挙運動の間、彼はこれをしないと約束した。
彼は多くの汚職法を採用し、それによればコロモイスキーは予算から巨額の補償を支払われるべきである。
彼は大統領政権とさまざまな警察組織への資金を劇的に増やしました。彼のチームは、防衛資金を増やしたと主張しているが、実際、軍の支出は多くの点で大幅に削減されており、そのような予算で軍の改革について話す方法はない。
彼は国内のたばこ生産者に物品税を課し、それが多くの企業の閉鎖と従業員の解雇につながりました。これが起こったとき、彼は状況を元に戻すことに決めましたが、これを行う方法を決定しませんでした。
彼はドンバスでウクライナ軍の撤退を開始しました。この彼の行動はすでにウクライナに重大な損失をもたらしています。たとえば、ペトリフスキー地域でのウクライナ軍の撤退の数日後、OSCE（ウクライナではなくOSCE！）は、軍の撤退の場所でロシアの過激派の新しい位置の発見を発表しました。言い換えれば、過激派はウクライナ軍が去ったその場で彼らの立場を築き始めました。 11月12日、ノボトロイトスキー地区で、ロシアの妨害工作グループが第128旅団の指揮官であるコロステロフ大佐を爆破しました。言い換えれば、ウクライナ軍によって解放されたスペースは、敵の妨害工作員で満たされています。ゼレンスキーはこれについて警告されたが、彼はそのような警告を無視した。
現在、ゼレンスキーの主な任務は、前のチームの活動家を起訴することです。彼はすでに何人かの役員の起訴を開始しました。しかし、彼の目標は異なります。おそらく彼の個人的な欲求とモスクワからの命令はここで一致します。ウクライナの国家調査局が、現在モスクワに隠れているが、そこから彼の指示を送る逃亡者のオリガルヒ、ポルトノフの弟子によって率いられていることは、すでによく知られている事実です。これらの人々の主な目標は、ポロシェンコを非難する理由を見つけることです。この点で、彼らの欲求はプーチンの欲求と一致しています。どうやら、ゼレンスキーもそのような欲求を持っています。
現在、ノルマンディー形式の会議が準備されています。ウクライナでは、ウクライナ外務大臣が、会議に参加するウクライナの外交官のリストをロシアと調整していると彼らは書いている。そのため、その中にロシアに不便をかける可能性のある人は誰もいません。残念です。
ウクライナに役立ったゼレンスキーの行動は思い出せません。
質問３：「ヴォロディミール・ゼレンスキー大統領はウクライナの弱くて不人気な大統領ですか?」
オレグ・クラフチェンコ（ウクライナ, キエフ州ベラヤ・ツェルコフ在住）の回答：
彼はウクライナの最高の大統領として歴史入りするためのあらゆるものを持っていました。彼の提案政策は明確で現実的で、73%の人々が彼に投票しました。なのに、彼は自分が誓ったこととは全く反対の方向に行動している。彼はウクライナの経済をほとんど破壊し、言論の自由の残骸を殺し、ウクライナをその終焉に追いやっている。
当然のことながら、彼の評価は下がります。最近の非公開世論調査では、15%の支持が示されている。すべての公開世論調査が嘘をついているのは、実際、真実の数字を公表することが禁じられているからだ。すでに始まっている電力削減で、ゼレンスキーの評価は底辺に達し、選挙で選ばれた大統領としての彼の正当性を完全に失うことを意味するだろう。大統領就任前に彼が率いていたコメディのスタンドアップショーでさえ、ほとんど存在しなくなった:なぜなら、政権に関するジョークは禁止されているからだ。
［更新］昨日はゼレンスキー大統領の記者会見でした。彼は、ウクライナ人を本当に邪魔するいかなる質問にも触れなかった:価格と関税の横行する上昇、停電、産業と農業の迅速な清算、失業率の急激な成長、マスメディアに対する国家による嫌がらせ、"民主主義"のソースの下での極めて高い腐敗。その代わりに、「私は素晴らしいです。私のチームは何でもうまくやっています。私に同意しない連中は、プーチンのスパイだ」などと言う。
【引用元】
ヴォロディミール・ゼレンスキーは親ロシア派か?- クオラ (quora.com)
なぜヴォロディミール・ゼレンスキーは多くのウクライナ人に嫌われているのか?- クオラ (quora.com)
ヴォロディミール・ゼレンスキー大統領はウクライナの弱くて不人気な大統領ですか?- クオラ (quora.com)
