(次郎六郎海岸から英虞湾を臨む)
で、話しは元に戻るのですが、2度目に伊勢志摩に行く時も
まだ神様の導きなのか疑問で、もやもやした気分でいました。
曲がりなりにも、幸せな家庭の主婦を目指しているので、こんな地の果てまで
通うことになったら、そりゃあなた、自分の人生を捨てることになりますよ。
お土産を買うために、レンタカーを止めた場所は、
磯部町の「恵利原」(えりはら)と呼ばれる、ちょっと小高い丘でした。
この磯部町は前にも書きましたが、アマテラス信仰の本当の発祥地
ではないかとも推理されている所で、
聖徳太子にゆかりのある伊雑宮(いざわのみや)とか、
鏡を運んだことで有名な、倭姫命(やまとひめのみこと)ともゆかりがあります。
「この場所もしかして聖書に関係してるんじゃ・・・」
と思って、探るために1度来た場所でもありました。
その時も「エリハラって何か神様臭い地名だなあ。」と思って、
妙に気にかかっていました。だって、ヘブル語で
エリ=神、ハラ=高い所、山
だとしたら、ここは神の山だもの。
お土産屋さんに入ると、肩幅のがっしりとした、背の高い女の人が
レジに立っていました。顔も日本人離れした、少し西洋的な感じのする綺麗な人でした。
「この人純粋な日本人の血の他に、あっちの血が入っているな。」
と直感的に思いました。
ちなみにこの磯部、的矢(まとや)湾というのがあって、
まとや=ヤマト とも何だか響きが似ています。
また玉城という地名もあり、沖縄にも同様にあります。
ヤマトの民が沖縄を経て、ここ磯部に入植して来たのだろうか・・・?と思わされました。
お土産を買って出て来ると、何と駐車場の端に8888ナンバーの車がデン!
と停まっており、こちらを見つめていました。その時
「そうだ。私はここにいる。」
と聞こえたような気がしました。
「神様!やっぱりそうなのですね!」
と嬉しくなり、伊勢志摩へお手伝いに行くことの保証を得た感がしました。
やっぱり眠い。続きは明日。