好きな音楽の話し(イリアンパイプ)
先日イリアンパイプの演奏を生で始めて聞きました。
イリアンパイプとは、アイルランド特有のバグパイプの一種で、
ふいごを肘で操作して、空気を送って演奏する楽器です。
演奏していたのはクリストファー・レイヤーという人。
イリアンパイプの世界的奏者だそうです。
アイルランド音楽は、ただの慌しくて能天気な大衆音楽というイメージ(失礼!)
でしたが、この演奏を聞いて印象が変わりました。
ライブで聞いたからこそ、余計感情移入できたのかも。
過ぎ去った時代を感じさせる、中東の音楽のような、ちょっと不思議な音色。
どことなく日本の笙のようでもあります。
通奏低音(?)のジーーーーというのもこれまたいいんです(笑)
やっぱりその国の風土が感じられる歌声や楽器っていい!
彼はすごい人で、笛やフルートなど色々な楽器をマルチにこなしてしまいます。
(日本ではほとんど情報がないのが残念!)
そのどれもがとてもきれいな音色。
この日もイリアンパイプに加え、フルートや笛の演奏が聞けました。
暗闇でスポットライトに照らされる中、
デ・・・デ・デン・・・とシンプルなリズムを打つ、中世っぽい太鼓(?)
との共演は、ゆったりしているのに、何故かスリリングで固唾を飲みました。
ステージの淵に腰かけて、独りで演奏したりと、
舞台構成の仕方も面白いと思って見ていました。
これはクリストファー・レイヤーの演奏じゃないけれど、
聞いたのはこれに近い感じの曲でした。
これをもっと若々しく、力強くした感じの演奏でした。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=aF3fW4Nox9U&feature=PlayList&p=9BB91ADD0E20A839&playnext_from=PL&index=0&playnext=1