天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

The GODFATHERS(教父達)(12)

それでイエスは3つの理由のために地球へ来られた。

1:私達を天国へと行かせる道を作る。(へブル9章12、24、28節)私達の罪は彼の愛の代償として許され得る。(ローマ美と5章5、8節)

2:宗教システムの形をとる闇の働きを破壊する。(第一ヨハネ3章8節)

3:預言の成就させるため。彼はイスラエルのメシヤ、世界の救済者として来られた。(ヨハネ1章11-13節)

誰も何者も信用してはいなかった。イスラエルは彼らの国を支配していたローマを嫌っていた。しかしイエスは彼らに新しい命の道を教えた。(ヨハネ14章5節)

エス:「あなたを呪う人を祝福しなさい。あなたを憎む人に良いことをしなさい。またあなたの隣り人を自分のように愛しなさい。」(ルカ14章)

エスは彼の教えで大群衆を驚愕させた。何千人もの人々が彼の教えを聞いたが、彼に従ったのはほんの一握りだった。(マタイ7章28-29節、ヨハネ8章30-31節)

宗教のリーダー達は人々を支配し、金持ちになっていった。彼らは皆神を愛しなさいと説いていた。それはとても儲かるビジネスだったのである。

エス:「お前たちは私の父の家を商売の家にしている!」

エスが両替屋をエルサレムの巨大な神殿から追い払った時、それは宗教のリーダー達に対する戦いであったのだ。

エスはいつも敵に向かっていた。彼は腰かけて彼らと親しい対話をすることはなかった。

エス:「偽善者よ!お前たちはまむし(蛇)の子孫である!」

彼はサタンがこれらの宗教指導者達をコントロールしていたことを知っていた。また、人々を神に近づける代わりに、彼らを破滅させているのだということも知っていた。

彼らは偽の訴状をこしらえ、イエスを捕えさせた。宗教指導者達は彼を罪ありとした。(彼らはそれをすることでユダヤの18の律法に違反した。)

彼は虐待され、鞭で引き裂かれ、罵られ、ひげを引き抜かれた。彼は唾を吐きかけられ、嘲笑され、死の宣告を受けた。彼の死刑は人が知る最も痛ましい方法…十字架刑によって執行された。

このイエスとは何者なのか?聖書は私達に彼は宇宙の創造主であると告げている。彼は旧約聖書の神であり、神の子羊である。

彼は罪のため死んだ全ての人を、恐ろしい大いなる白い裁きの御坐において裁く、全知全能の神である。(黙示録20章11-15節)彼はまたキリストの裁きの御坐において、クリスチャンをも裁かれる。(第二コリント5章10節)

彼はこの地球を歩んだ中で唯一の完全な人間であった。彼はこの世の救い主である。サタンは、彼の敵が苦しみ十字架に掛けられるのを見て興奮した。

天国にいる天使達は彼らの主である創造者に起こっていることを見て、恐怖におののいた。

聖書は牡牛やヤギや子羊の血は、人間の罪を洗い流すことはできないと言っている。全ての人類は失われたのである。

神の子(神ご自身でもある:第一テモテ3章16節)が地上に来られ、人類のために一つの大いなる犠牲となって下さった。

これは歴史においてなされた、たった一度の素晴らしい行いとなった。(へブル10章4、9、14節)

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは、御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

この酷い犠牲は父なる神に受け入れられる、唯一のものであった…決して二度と繰り返されることのない!

エスは過ぎ越しの羊となった。彼はご自分の血をあなたのために流して下さった。

自分の命をイエスに委ね、彼の教えに従う者は、その血で覆われ、裁きの日に神は彼らの罪ではなく、その血をご覧になるのである。

彼らは神の激怒を避け、天国へと入るのである。

エスが亡くなるとすぐに、ユダヤの神殿の巨大な幕が上から下に裂けた。(マタイ27章51節)

神はイスラエルに、動物の犠牲のシステムは終わったのだ、ということを示されたのである。キリストは律法を完成された。イエスは完全な最後の犠牲であった。

3日後、イエスは死人の中から蘇り、500人の証人に目撃された。彼はそれから天国に昇り、父である神の隣りに座られた。(第一コリント15章3-8節)

サタンは宗教の指導者達を使って、政治の指導者達やイスラエルの子らに、彼らのメシヤであり救い主を拒絶するよう、圧力を掛けた。(マタイ27章1、2、20節)(ルカ23章12節)

動物の犠牲は続いていたが、それは神の目には冒涜でありキリストに対する侮辱と映った。

ローマの将軍ティトスはA.D.70年にエルサレムを攻撃し、巨大なユダヤの神殿を破壊した。犠牲は止んだ。ユダヤ人は地球のあちこちに離散した。

つづく

原文はこちらで見れます↓
http://www.fmh-child.org/Godfathers/Godfathers7.html