天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

携挙は起こらない(2)

今さらながら2014年の映画「レフトビハインド」を見てみました。

率直に言って、作りが雑で、まるで魅力を感じない映画でした。聖書信仰に対する深みが全く感じられず、表面だけをなぞるように展開していくだけで、見るだけ時間の無駄だと感じました。これはとても信仰のある人達が作ったものとは思えません。ある人がレビューに書いていたように、これはクリスチャン映画というよりも、安物のパニック映画でしょう。

気になったのが、終始画面を覆う妙な暗さが支配していたことです。俳優も一様に元気がない感じの人達ばかりで、ヒロインの女性にも暗さが漂っており、何か訳ありのように見えました。さすがサタニストの香り漂うティム・ラヘイが原作者の映画だけあります。

下の記事はティム・ラヘイの著書の表紙に、テンプル騎士団の紋章など、フリーメーソンのシンボルが描かれていることを説明しています。
Exposing Deception: TIM LaHAYE OF LEFT BEHIND SERIES IS A FREEMASON (emperorundertheking.blogspot.com)

下はティム・ラヘイと統一教会(現在の名称は世界平和統一連合という)の文鮮明との繫がりを暴露する記事です。マザー・テレサが文鮮明は神の預言者ですと、爆弾発言していたことをご存知ですか?この三者が、世界統一宗教の創設を押し進めるエージェントであったことの証左です。
The Unholy Alliance - Christianity and The NWO - 2 (bibliotecapleyades.net)

ニコラス・ケイジは「ナショナルトレジャー」など、フリーメーソンのことを紹介するような映画に出ていますね。彼はなぜか既に自分の墓を持っていて、それは巨大なピラミッドの形をしているということです。
Nicolas Cage Pyramid Tombstone - Illuminati Symbols  

この映画の最後で、携挙に取り残されたヒロインの女性が、「(携挙が終わって)これから艱難が始まるのよ」と言っていました。これはいわゆる「艱難前携挙説」を強力にプッシュする言葉です。「レフトビハインド」の目的は、聖書の携挙説を紹介したいというよりも、フリーメーソン陣営の携挙説や終末論を広めるためのプロパガンダでしょう。

この映画が封切られた2014年あたりの年は、聖書の終末のイベントを力づくで起こしたい者達にとって、ターニングポイントとなるはずの年だったのではないでしょうか?だからこの映画もその盛り上がりに合わせて作られたのだと思います。この映画に至るまでの、自分の知る範囲内での重要なイベントを、時系列に並べてみました。ここから神と悪魔の攻防戦が見えてくるようです。

2005年4月
教皇ベネディクト16世が即位
(黙示録17:11の七番目と八番目の王?)

2008年
教皇ベネディクト16世がルシファーの戴冠式を執り行う

2009年10月11日
ケヴィン・アネットさん達がヴァチカンのサンピエトロ広場で悪魔祓いの儀式を行う。その2日後にベネディクト16世の児童売買への個人的な関わりについてニュースが流れる

2010年4月
アメリカのアリゾナ州のヴァチカンの天文台に望遠鏡ルシファー1号が設置
ヴァチカンのイースターのミサで司祭がルシファーを讃える歌を歌う

2010年4月5日
ケヴィンさんグループが第2回目の悪魔祓いの儀式をヴァチカン付近で行う

2010年5月
ケヴィンさんのグループがITCCSを設立し、ヴァチカンや欧州の王族達による小児の儀式殺人に対する裁判の準備を開始

2013年1月
望遠鏡ルシファー2号設置

2013年2月11日
教皇ベネディクト16世が、ヴァチカンの聖座から去ることを発表。聖ピエトロ寺院の尖塔を雷が2回打つ

2014年4月20日
オランダのマーストリヒトにて、ケヴィンさんがローマカトリック体制の廃止を宣言

第3回目の悪魔祓いの儀式を行う

2014年10月
「レフトビハインド」がアメリカで封切られる

これを眺めると、ケヴィン・アネットさん達の活動によって、彼らの活動が大きく邪魔されたことが伺えます。サタンや悪魔達は、人間の血によって精気を得るといいますが、彼らは特に幼子の生気たっぷりの血がほしいのです。ケヴィンさん達の裁判や暴露活動によって、子どもの血の供給が阻害され、流通する量が激減したのかもしれません。ベネディクト16世はまさに悪魔と一体化したような雰囲気の人でしたよね。しかし彼は、神の鉄槌によって、頂点から引きずり下ろされたのです。

先日Yahoo!の知恵袋を見ていたら、まさに2014年10月に、あるクリスチャンの女性が、神と思しき存在から、携挙がいついつ起こると言われ、自分のブログにそのことを書いていたという投稿がありました。その人は信じて待っていたが、実際は何も起こらなく、それで神様に何故ですかと問うたところ、「あなた方が従順に私の言葉に従うか試したのだ」という答えが返ってきたとのことでした。

こんなに安っぽく人を試したり、外れ預言を人に与えたり、詭弁を弄したりするような存在は、低級な霊だとすぐに分かります。しかしこれを見て思いました。やはり2013-2014年あたりの年に目がけて、敵は忙しく動いていたのだ、彼らは携挙にまつわるイベントを今にも実行する予定でいたが、結局それは叶わなかったのだと。

ロシアが無理やりクリミア半島を併合したのも2014年という年です。この時第三次世界大戦が起こるすれすれの所だったが、これはぎりぎりの所で回避されたのですと、前ウクライナ大使の馬渕睦夫さんが仰っていました。戦争という事態もまた人の血を多くサタンに供給するイベントです。

上のクリスチャンの女性だけでなく、この年に目がけるかのようにして、携挙に関する幻を見たり、神の声を聞いたり、何か示されたと言うクリスチャンの人達が、海外も含め、たくさんいたことを思い出します。私が昔関わっていた教会の主だったある人も、「イエス様来るよ!」と切羽詰まったように言っていたことを思い出します。

携挙にあまり関心がなかったと書きましたが、その代わり、偽携挙があるかもしれないという記事を、3年前に書いていました。自分も宇宙船?から来た兵士によって、追いかけられるような不穏な夢を数度見たことがあったのです。それで、これは一体、神から警告のため来たものなのか、それとも敵側の何らかの操作によってもたらされたものなのか、ずっと不思議に思っていたのです。

サタン(悪い宇宙人とも)陣営は、人の脳や意識に働きかける、高度に進んだテクノロジーを持っているらしいので、そのようなことはお手のものでしょう。イエスが復活し、天に上げられた後の原始キリスト教信者達は、イエスが再び戻ってくることを強く期待していたことでしょう。サタンはそのことをよく知っており、パウロに偽の幻影を見せ、クリスチャン達を翻弄したのではないでしょうか。昔から今に至るまで、このようなイベントを利用して、信者を騙すために、繰り返し幻視を見せたり囁きかけたりしてきたのではないでしょうか。きっとこれは、サタンの昔から温めてきたお気に入りの作戦なのでしょう。

今の技術では大量の人を同時に空中に吊り上げたりすることは不可能でしょう。しかし、ホログラムを見せ、人々を一所に集め、薬物や音波などで集団催眠をかけるようなことは可能です。実際1979年に、フランス政府がそのような実験を行っていたようです(セルジー・ポントワーズ事件)。そうした上で人々をどこかに連れ去ろうとしているのかもしれません。それに成功するまで携挙近しという号令は、これからも何度も起こってくるに違いありません。2014年に失敗した第三次世界大戦は、今まさにウクライナで再浮上している状況です。