天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

心の空洞とヘルプミー

この前レンタルビデオ屋さんに行ったら、CDレンタルコーナーに
「すごい新人!」として紹介されている人のCDがありました。

久しぶりに音楽でも聴いてみるかーと借りて来ました。

歌詞カードを読んでいたら面白い詞がありましたよ。

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ヘルプミーヘルプミーヘルプミー
作詞・作曲 清竜人

マザー・テレサも気にかけないくらい
ぼくは健やかに生き延びている

何不自由なく歩いている

その上おもしろいものも腐る程あるし
楽しいことだって沢山ある
可能性もある 明日もあるよ 幸せだな

でもね 本当は

ヘルプミーヘルプミーヘルプミー
心から ヘルプミーヘルプミーヘルプミー

ナイチンゲールも見て見ぬふりする程に
ぼくはすくすくと生き延びている

何不自由なく歩いている

明日がこないなんて考えたこともないし
死について微塵の恐怖心もない
争いもない 戦いもないよ 平和だな

でもね 何だか

ヘルプミーヘルプミーヘルプミー
心から ヘルプミーヘルプミーヘルプミー

原因不明の 恐ろしい この病いよ
いつしか 誰かが 治してくれるかな

こうして 思いを 歌ってる
それだけで 少しだけ 救われているんだ

ヘルプミーヘルプミーヘルプミー
心から ヘルプミーヘルプミーヘルプミー

精一杯のヘルプミー

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最近読んだインド人のクリスチャンで、聖人と呼ばれている
サンダ―・シングの本のことを思い出しました。

そこに彼がイエス様と人間の霊の渇きのことについて、対話しているくだりがあります。

エス様が仰るには、

「わたしが人間の性質の中に飢えと渇きを注ぎ込んだのは、

人が愚かにも自分を神とみたりせず、自分の必要としているものは何かを毎日思い起こすため、

自分を創造してくださったお方の生命と現存とに心を傾けるためであった。」

(インド永遠の書 P.224より)

のだそうです。

この詞には神様が作った人間の心の空洞のことがよく表れていると思いました。