天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

不死鳥のシンボルとNWO(4)

こちらは「FINAL MOMENTS」さんの2018年に書かれたブログ記事からの抜粋です。

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不死鳥の台頭

2018年11月27日

 

ルシファー - 火と灰

旧約聖書の以下の箇所では、主がエゼキエルを使ってティルスの王にメッセージを送られたことがわかります。

ティルス(フェニキア都市)の王は、自分を肉体を持った神だと考えていました。ですから、アレキサンダー大王、アンティオコス・エピファニー、ジョージ・ワシントン、その他多くの当時の王や支配者のように、ルシファーに騙され、ルシファーの霊に取り憑かれていたものと思われます。

「人の子よ、ツロの君に言え、主なる神はこう言われる、あなたは心に高ぶって言う、『わたしは神である、神々の座にすわって、海の中にいる』と。しかし、あなたは自分を神のように賢いと思っても、人であって、神ではない。」(エゼキエル 28:1-2)

また、この文章は、ティルスの王を通して働いていたルシファーに対するメッセージであることがわかります。ティルスの王がエデンの園にいたことはありえないし、天から追放された最も油そそがれたケルビムでもないので、それだけでルシファーのことを語っていると言えるのです。

サタンは実在するのか?

また主の言葉がわたしに臨んだ、
「人の子よ、ツロの王のために悲しみの歌をのべて、これに言え。主なる神はこう言われる、あなたは知恵に満ち、美のきわみである完全な印である。あなたは神の園エデンにあって、もろもろの宝石が、あなたをおおっていた。すなわち赤めのう、黄玉、青玉、貴かんらん石、緑柱石、縞めのう、サファイヤ、ざくろ石、エメラルド。そしてあなたの象眼も彫刻も金でなされた。これらはあなたの造られた日に、あなたのために備えられた。わたしはあなたを油そそがれた守護のケルブと一緒に置いた。あなたは神の聖なる山にいて、火の石の間を歩いた。あなたは造られた日から、あなたの中に悪が見いだされた日まではそのおこないが完全であった。あなたの商売が盛んになると、あなたの中に暴虐が満ちて、あなたは罪を犯した。それゆえ、わたしはあなたを神の山から汚れたものとして投げ出し、守護のケルブはあなたを火の石の間から追い出した。あなたは自分の美しさのために心高ぶり、その輝きのために自分の知恵を汚したゆえに、わたしはあなたを地に投げうち、王たちの前に置いて見せ物とした。あなたは不正な交易をして犯した多くの罪によってあなたの聖所を汚したゆえ、わたしはあなたの中から火を出してあなたを焼き、あなたを見るすべての者の前であなたを地の上の灰とした。もろもろの民のうちであなたを知る者は皆あなたについて驚く。あなたは恐るべき終りを遂げ、永遠にうせはてる。(エゼキエル28:11-19)

エゼキエル28章の18節と19節では、YHVH神が堕天使でありこの世の神であるルシファーに対して、YHVHが火を送って彼を滅ぼし、彼のすべての業が灰になることを告げていることがはっきりと分かります。また、来るべき時代の終末に、主はルシファーを永遠に火の中に投げ込まれることも知っています。

「そして、彼らを惑わした悪魔は、獣と偽預言者のいる火と硫黄の池に投げ込まれ、いつまでも昼も夜も苦しめられるであろう。」

ルシファーは、この主イエスのメッセージを苦々しく思い、神が火による裁きと正義を下して灰にした後、腐敗した地上の王たちを利用して王国や国を再建する高慢で反抗的な宗教に仕立て上げたと推測しています。場合によっては、サタンが自ら混乱と火を起こし、オルド・アブ・カオ(混沌から秩序)を通じて、人々を新しい意図や欺瞞に説得し、神が人々の罪のために裁きとしてそれを許されると私は信じています。これは、エデンの園でアダムとエバが最初の罪を犯して以来、この地球の時代を通して起こっていることです。サタンは、王に次ぐ王、王国に次ぐ王国を使って、いと高き神に反抗し、そのたびに灰に帰すのです。

サタンはまた、火の鳥(フェニックス)をモチーフにして、自分の魂が世界の邪悪な支配者に生まれ変わることを表現していますが、私はそれらの支配者や王たちは、ルシファーに騙され、取りつかれた普通の人々であったと考えています。しかし、これはルシファーの宗教的な物語であるように思われます。

オシリス、ホルス、そしてフェニックス 

フェニックスという鳥は、古代エジプト文化においても、多少の違いはありますが、モチーフとして使われていたようです。エジプトで最も著名な太陽神像はオシリスであり、彼は太陽神の化身と言われた。ニムロドやタンムズと同じように、オシリスの魂は息子のホルスを通じて生まれ変わる、あるいは復活すると言われていました。これは異教徒の父なる太陽神、母なる月神、そして父なる太陽神の生まれ変わりの姿としての子なる太陽神という、典型的な物語です。これはオカルトや異教の三位一体であり、本質的にはルシファー崇拝であり、世の中の偽りの太陽神と偽りの光(2コリント4:4)です。

ホルスはエジプトの太陽神と、異教徒の太陽神の復活と輪廻転生の象徴であるカラフルなハヤブサとつながっています。このカラフルなホルスのハヤブサは、オカルトのフェニックスやベンヌ鳥になぞらえているようです。

https://www.ask-aladdin.com/egypt-gods/horus/

「エジプトのすべてのファラオは、伝説によると、上エジプトの邪神セトを征服したと言われるホルスの化身であると言われています。セトは、ホルスの父であるオシリスを殺した、混乱と破壊の神と言われています。ホルスは父の死の復讐をするために、正義と秩序の神となりました。こうして、古代エジプトのホルスは、地上のホルスとなり、上エジプトと下エジプトの両方を支配するようになりました。ホルスは天空の神としてタカによって表現されています。それは神の王権の象徴であり、支配する者の守護者なのです。

有名な「スター」で今はルシフェリアンの歌姫「ケイティ・ペリー」は、エジプトの異教徒の太陽神の象徴であるこのカラフルなホルス・ファルコンの格好をして、彼女の父ルシファーを讃えているようです。これはフェニックスやベンヌ鳥と類似しているようで、ルシフェリアンが信じている、生まれ変わり、死と破壊の灰を通してもたらされる来るべき反キリストの姿を表現しているのです。

ベンヌの鳥(フェニックス) 

http://m.landofpyramids.org/bennu.htm からの説明。

名前:Bennuはエジプト語でフェニックスを意味する。「ベンヌ」という名前は、エジプト語で "鮮やかに上昇する" または "輝く" という意味の "weben" に由来しています。

説明:赤と金の美しい羽を持つ鷲に似ていると言われている。

芸術における表現:古代エジプト美術では、後頭部から伸びる2本の長い羽が特徴的な、サギの姿で表現されることが多い。

シンボル:ベンヌ(フェニックス)は、古代エジプトにおいて復活と日の出を象徴する最も強力なシンボルの一つであった。また、ナイル川の上昇にも関連している。

意義:聖なる鳥「ベンヌ」(フェニックス)は、炎の中で自らを破壊し、灰の中から蘇る。

ベンヌの聖域:ヘリオポリスにあるアトゥム・ラーの太陽神殿にあった。

 

<おまけ>

フェニックスのシンボル - 須藤元気

また、元MMAファイターの須藤元気は、「World Order」という日本のバンドのリード・バンドメンバーになり、「Let's Start WW3」などのヒット曲を出しましたが、彼はフェニックスのオカルト的象徴に関与しています。

彼らの曲「Let's Start WW3」の最後に、彼らのアパートの壁に飾られたこの同じ旗を見せています。おそらく、第3次世界大戦の灰の中から立ち上がる、反キリストの世界秩序(ヨハネの黙示録13章)を暗示しているのでしょう。ルシファー(サタン)のフェニックスオカルト教義「混沌から生まれる秩序」に呼応しているのです。

以下は、「Let's Start WW3」という曲のスクリーンキャプチャーです。 トランプは世界の救世主だと踊りながら歌った後、ワシントン州シアトルに飛び、スペースニードルやパイクプレイスの前で踊っています。

パイクプレイスという場所の前で、WW3について歌っているということは、3つの世界大戦の灰からルシファー教団を設立する青写真を形作ったとされる、グランドメイソンのアルバート・パイクを暗示しているのではと思う人もいるかもしれません。また、彼らは死んだように倒れているのでしょうか?

金色の豚は、生ぬるいキリスト教徒が、真の主、全能の神の代わりにひれ伏して崇拝するアメリカの偶像ドナルド・トランプを表していると思います。

私は、もうすぐアメリカに突然の破壊が訪れ(黙示録18章)、ルシファーとその悪魔たちが世界をあざ笑うのが目に見えるようだと思います。アメリカは二度と偉大になることはない、彼女の罪は天にまで達している(黙示録18章、エレミヤ51章、1テサロニケ5章3節)。この曲は文字通り、誰もがアメリカが救世主だと思っているのに、トランプが当選すると第3次世界大戦を始めるというものです。

Rise of the Phoenix (trumpetforyahweh.blogspot.com) より抜粋

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(ブログ主)

天鳳堂資料室さんの鳳凰に関する説明では、

鳳凰は想像上の鳥で、聖天子の出現とともに現れるとされます。鳳はオス、凰はメスを指します。平安天鳳の名前もこの瑞獣から取っています。日本では平等院鳳凰堂や金閣寺の屋根の鳳凰像が有名です。鳳凰堂の像は現在の一万円札の裏側にもあります。

鳳凰は、道教の影響で、後に朱雀と同一視されることとなります。火木土金水の五つが世界を構成する要素だとする「五行説」においては、朱雀は「火」を司る鳥とされます。そのため、同じく自分を炎で焼いて再生するという西洋のフェニックスと同じように扱われることがあります。【天鳳堂資料室】瑞祥・瑞獣 (tenhodo.co.jp)

Wikipediaのフェニックスと鳳凰の記述によると、

自ら焼死したのちに蘇るという伝説は、エジプト神話の霊鳥ベンヌをルーツとして、古代ギリシアや古代ローマの著述家によって作られたもの。ローマ帝国では繁栄の象徴となり、フェニックスの姿がコインやモザイク画にあしらわれるようになった。

東洋の鳳凰は西洋のフェニックスとは本来別系統のものであり、特徴も異なる。ただし、ペルシア神話の「フマ」はフェニックスと鳳凰の中間的な性質をもち、ベンヌ〜フマ〜鳳凰は死と再生の象徴(政治的には新王朝の到来の象徴)として、日の出を告げる鳥の神格化で、神話学的に同一起源である可能性が指摘されている。

ヘロドトスの『歴史』によればフェニックスの形態は鷲に近い(古代オリエントでは鷲は太陽に結びつけられた)のに対して、鳳凰は孔雀に近い見た目をしている。ただし、鳳凰にしろフェニックスにしろ、こうした図像の多くは後世のものである。フェニックス - Wikipedia

とのことです。

上に紹介されているエゼキエル書の有名な「ツロの王への哀歌」ですが、これを読むと、ルシファーが、火と灰の中から立ち上がった存在であるフェニックスの伝説とオーバーラップしていることが分かります。ルシファーは元々ケルビム(羽根がある)という霊的存在だったので、死ぬことがない不死身の存在なのです。

エジプトのサギ神は知恵の象徴と言われていますが、伝説などではなく超古代のエジプトには実際にこのような頭のいい鳥がいて、人々に建築や医療などを教えていたそうです。詩作も得意だったとのことです。ルシファーは色々なものに化けるので、鳥の形でエジプト人の前に現れたのかもしれません。前回の記事で出て来た国連の「混沌の司令部」の写真の鳥は、まさしく原点回帰しているような、サギの姿で描かれています。

日本の皇室はエジプトをルーツとするという研究もあり、ベンヌ神の概念が日本に伝播し、それが鳳凰の姿に変化した可能性はあります。天皇は太陽神である天照大神の子であるとされています。ベンヌもまた日の出、太陽神との関係があるとのことです。しかし、現代言われている鳳凰の性質や特徴と、フェニックスのそれが異なるところもあるので、両者を同じものと断定するのは無理があるかもしれません。果たして参政党の鳳凰のロゴマーク=フェニックスの真相やいかに。

それよりも、<おまけ>につけた、須藤元気氏の活動は怪しいですね。自分としては須藤氏はUFO研究家としての顔の方で強く覚えていました。彼のダンスユニットの「World Order」では、すべてジョークでやっているように見えますが、何かを意図しているようにも見えます。須藤氏はトランプのことを本当はどう思っているのでしょうか?「我らは一つ」というスローガンは、一見理想的で模範的な思想のように思われますが、神様は世界が一つとならないよう、バベルの塔を打ち壊し、人々を世界に散らしました。世界が一つになることを推進しているのは悪魔側なのです。

直近の須藤氏のTwittterの投稿を見ると、宮沢孝幸氏と対談を行っている様子が出ていて、いかにも反ワクチンという姿勢を打ち出しています。NWOに賛成しているのか、反対しているのか、反対を装って賛成しているのか、賛成を装って反対しているのか、どれが本当の彼の姿なのでしょう。ちなみに背中に彫られた入れ墨はナスカの地上絵だそうで、これをフェニックスと取るかは同じく微妙なところです。