天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

オリンピック閉会式 異常

「彼らは‥‥嘲られていることに気づかない」by エレミヤ

 

私が小学生か中学生の頃、戸川純という歌手の「玉姫様」という歌が、ラジオから流れていました。出だしが、「ひと月に一度、座敷の奥で、玉姫様の発作が起きる」。個性的過ぎる、あまりにも怪しげな歌です。今ちゃんと歌詞を読んでみたら、何のことはない、これ女性のPMSのことを唄った歌ですね。もしかしたらそれより酷いPMDDかもしれない。この歌詞はその症状を経験した人にしか分かるまい。自分もひと月に一度の試し(いや、最近は二度ある)を受けるので分かります。女性の生理現象はかようにも過酷です。

ということで、皆さん、オリンピックの開会式や閉会式ご覧になりましたか?2年前に、この悪魔に捧げられたフリーメーソンの祭典が中止になるよう祈っていた位だったので、ほとんど内容に関心がなかったのですが、閉会式をやっている様子をたまたまテレビで見たのです。

妙なつなぎの衣装を着て中途半端に踊る人達に迎えられて、選手が入場して来ました。このような不自然な歓迎を受けて、さぞ選手は居心地が悪かっただろうと思います。入場が終わると、プロジェクションマッピングが始まりました。この光の演出は美しく、シンプルですがよく作り込まれていて、素晴らしいと思いました。と同時に、この技術が来るべき偽のキリストの再臨のホログラムに使われるのだろうかと思って見ていました。

次はスカパラダイスオーケストラの演奏が始まりました。何故ここでスカパラなのだ?といぶかしく思っていると、大道芸人の一団がやってきて、散り散りにパフォーマンスを始めました。「?」。そうこうしているうちに、手を繋いだ女性が2名が歩き始め、意味不明な寸劇が開始されようとしていたので、「もう見る必要はない」と判断し、テレビを消しました。

これだけでも、何という子どもじみた、学芸会のような演出なんだろうと呆れていました。しかし、その後その寸劇で、なんと大竹しのぶが歌を歌ったそうです。何故このタイミングでこの女優が?意味不明もここに極まれりと思いました。

後日、ネットで閉会式の様子を調べてみると、もっと酷いことが繰り広げられていたことが分かりました。閉会式の冒頭では宝塚歌劇団の団員により君が代が歌われたそうです。その映像で団員が袴の衣装を着て並んでいる姿を見た瞬間、「チャングムの誓い」の衣装のような韓国色を感じました。これではまるでチョゴリとチマではないか‥‥。

さらに緑色の幅広いテープをいくつも垂らした衣装を着た、ワカメのような人間のダンスもあったようです。追悼の踊りと解説されていたということですが、一体何に対しての追悼なのか。滅びゆく日本民族に対してか。この下品で愚かな演出は何を意図しているのか。

「ダイバーシティとインクルージョンをコンセプトに、全てのシーンでカオスを作ろうと意図した」というのが、振り付けを担当した平原慎太郎という人による説明です。何とも人を煙に巻くような話しではありませんか。さらに、「まずカオスを作ってそれを秩序化していくプロセスをみんなで楽しむ‥‥」と説明しており、東京2020オリンピック閉会式後記者会見 (olympics.com)ここでも閉会式をぐちゃぐちゃにしてやるという意図を感じました。この人はフリーメーソンのモットー「混沌から秩序(Order out of chaos)」という指示に忠実に従っている感満載です。

これらは通常の日本人の感覚ではありません。異常としかいいようのないこれら演出の数々を見て、裏でしてやったりと、日本人を愚弄し手を叩いて大笑いしている、K国人のような人の姿が思い浮かびました。世界の人々が見ている前で、日本人を笑い物にする作戦大成功です。つまらなさそうに見ていた各国の選手達は、次々と会場から去って行った人もいたそうです。彼らは自分の感情に正直ですね。

開会式は見ていないのですが、閉会式に負けず劣らずすごかったらしいです。当初振り付け家のMIKIKO氏が演出チームの中心となり、アニメーションなどを交えた斬新なプランを練っていたそうですが、途中から電通出身のクリエイティブプランナーの佐々木宏氏が横やりで入ってきて、コロナを理由に出来上がっていたプランをさんざん掻き回していったそうです。挙げ句の果て、彼は渡辺直美さんへの蔑視発言で退任に追い込まれましたよね。MIKIKO氏は調整役に疲れて辞任し、プランはもうぐちゃぐちゃで収拾がつかなくなっていたのでしょう。

どう見てもお金がかかっていないように見え、とても貧相で暗い閉会式でした。電通が高額な予算の内から、中抜きをかなりしているのではという憶測も飛び交っていました。小山田圭吾氏の障害者いじめ問題による辞任もあったり、悪魔の祭典に相応しく、競技以外の所で騒々しい、カオスなオリンピックでしたね。電通がろくでもない企業だということもよく分かりました。